目視検査の場合は、製品を手に取って確認することができるため、製品に照明の光が反射していたり、キズが見えにくい位置にあったりという場合でもキズの有無を判別しやすくなります。
切削痕といって部品の切削する際の痕は良品として判定する一方で、切削痕とは違ったキズを不良にするような場合は、画像処理システムで判別するのは困難です。人の目による外観検査で不良の判別を行わなければなりません。
当社のクリーンルームのクラス10000とは、米国連邦規格であるFed-std209E(Federal standard 209E)に規定されている、0.5μm径の微粒子が1ft3内に10000個まで許される清浄度のレベルです。
クリーンルームの規格は一定の空間(容積)の中にどれくらいのサイズの微粒子が何個まで許容されるかという粒子の上限濃度によって「クラス」を定めています。
通常の室内から比べるとはるかに高いレベルの清浄度となります。